年収200万円お父さんの日記

年収200万円からの脱出奮闘記

富士フイルムの株価が急落したので、新規買い付けを検討中

富士フィルムの株価が急落しました。大型株って、中小型株と比較して、割と読みやすい値動きをすることが多いように思っていたので少しビックリしました。

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画像引用:Google Finace

株価急落の原因は、アメリカのゼロックス社との経営統合が暗礁に乗り上げたためです。裁判所の買収差し止めの仮処分を決定したのを受けて、富士フィルムがこの判断を不服として上訴したというもの。

mainichi.jp

少し話題が逸れますが、ゼロックスと言えば、Apple社のMacintosh(通称:Mac)ですとか、Windowsが模倣したとまで言われるコンピュータを世界で最初に作ったことでも有名です(同社のパロアルト研究所にて)。

このコンピュータは、「Alto」と命名され、Altoは世界で初めてGUIを備えたコンピュータであった他、マウスに接続するコンピュータでもありました。つまり、現在にも通じるコンピュータの基礎を築いたものだったんですね。

そんな素晴らしい会社を日本企業が買収しようとしているので、個人的にはこの買収については非常に興味を持っていたりします。

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富士フイルムが買収した企業が凄すぎる件

富士フイルムが買収した会社を眺めてみますと、かなりの数が出てきます。本当に、買収巧者という感じがします。

www.fujifilmholdings.com

もともとは、写真のフィルム事業からスタートした会社でしたが、現在ではすっかり医療分野の色彩が強くなっています。業態変更に成功し、M&Aで驚異的な成長を遂げたスーパーカンパニーという感じ。上記のリンクから一部を抜粋してみますと、以下のような会社があります。

  • Irvine Scientific Sales Company(2018年3月 - 培地メーカー)
  • アイエスジャパン(2018年3月 - 培地・総合試薬メーカー)
  • 和光純薬工業(2016年12月 - 総合試薬メーカー)
  • TeraMedica(2015年5月 - 医療ITシステムメーカー)
  • Cellular Dynamics International(2015年5月 - iPS細胞の開発メーカー)

他にも事務機器関係の会社を買収したりしていますが、医療分野の買収がやはり目をひきます。特に、2016年12月の和光純薬工業の買収は、買収額が1,547億円とも言われていますから、その投資の大胆さが伝わってきます。

ちなみに、冒頭に書いたゼロックスの買収額は6,710億円と報道されていますので、和光純薬工業と比較しても更に大きくなること間違いなしです。

こんなに大規模な投資を積極的にしながらも、純利益で1300億円以上を稼ぎ出すのが本当に凄いな、と思ってまして、最小単元(100株)だけでもいいので株式を保有してみたいという気持ちが強いです。

今後の株価の動きをよく見て、買えそうであれば、それこそ富士フィルムの買収のように大胆に資金を振っていきたいですね。